ご自宅で行うケア方法と注意点のご案内
WHITENING
歯の表面の色素を落とし、自然な白さを目指すホワイトニングでは、院内での施術だけでなく、ご自宅で行えるケア方法についてもご案内しています。使用する薬剤の扱いやケアの頻度、注意点などをわかりやすくお伝えし、安全に進められるようサポートしています。生活習慣や歯の状態に合わせた提案を行い、無理のないペースで続けられる方法をご案内していますので気軽にご相談ください。
ホームホワイトニングについて
ホームホワイトニングは、歯科医院で歯の型取りを行って作製した患者様専用の薬剤とマウスピースを使用し、患者様ご自身が自宅で行うタイプのホワイトニングです。まずは歯科医院で患者様の口腔内をチェックする必要がありますが、その後は少ない通院回数で進めることができます。特別な機器を必要としませんので、忙しい方にも気軽に行えますし、高いホワイトニング効果も得られます。一方、デメリットとしては、治療中は飲食物の制限があります。治療中はコーヒーや赤ワイン、カレーなど着色性のものが制限されます。また、薬剤による違和感が生じたり、薬剤を誤嚥したりする可能性もあります。
ホームホワイトニングの主な流れ
お口の検査
歯科医院でお口の中の状態を観察し、ホワイトニングに適しているかどうかをチェックします。
歯の表面のクリーニング
歯の表面の汚れを取って綺麗に整えます。
マウスピースのご作製
患者様の歯型に合わせて、マウスピースを作製いたします。
ご自宅でホワイトニング
マウスピースにホワイトニング剤を入れ、ご指定の時間、お口に装着していただきます。(マウスピースの装着頻度やホワイトニングを行う期間については、患者様に合わせて個別にご案内いたします。)
定期的なチェック
ホワイトニングをしても、少しずつ元の色に戻っていきます。元の色に戻るまでの期間を短くするためにも、定期的なチェックを受けましょう。
オフィスホワイトニングについて
オフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士などの専門職が行う歯のホワイトニングです。症例に応じて各種薬剤、レーザーなどの光照射を用いるため、少ない回数、かつ短期間で行うことができます。使用する薬剤は、ホームホワイトニングよりも高濃度のジェルを使用するので、単独の施術でも効果が得られます。また、歯科医師や歯科衛生士が直接関与するので、何か疑問点や質問があった際には、すぐに確認することもできます。但し、短期間のうちに色が後戻りしやすいデメリットもあります。このほかホワイトニング剤の濃度が濃いため、一時的に歯がしみることもあります。
オフィスホワイトニングの主な流れ
お口の検査
歯科医師が口腔内をチェックし、歯や歯茎の状態がホワイトニングに適しているかどうかを確認します。
歯の表面のクリーニング
歯の表面の汚れを取ります。ホワイトニングしやすい状態に整えます。
ホワイトニング剤を塗布
歯面の状態を確認しながらホワイトニング剤を塗布します。
光照射
レーザー光などを歯に照射し、ホワイトニング効果を促進します。
薬剤の洗浄
ホワイトニングに使用した薬剤を洗い流します。歯を磨き上げてツヤを出します。
定期健診
ホワイトニングの効果を持続させるため、定期的に歯科医院をご受診ください。